不登校,ひきこもり,うつ,鬱,中学生,高校生

不登校を強みに

中学1年生の後半、突如学校から姿を消した私が大人になった今感じるあの時の大切さ

辞める勇気

私は学校に行けなくなった時

自分を責め続けた

 

周りの大人は一生懸命に

学校への復帰を願い動く

 

それは私にとって余計に

学校へ行ってない今の状態は

"悪い事"なのだと

意識付けさせることだった

 

皆がしている事を、辞める事

良いとされている事を、辞める事

 

それはとても

勇気の要る事です

 

人と違うことをするのは

勇気の要る事です

 

けれど人それぞれ

違った人生なのは当たり前で

義務教育や、高校生活が

フィットしない事だって

有っても全くおかしくはない事。

 

だから辞める事を、

辞めてしまいそうな自分を、

受け入れて支えてあげてほしい

 

重要なのはそこじゃなくて、

その後なんです。

 

自分に合わないと感づいて

その生活を辞めた後

 

より良い、より合うスタイルを

見つけられるか

見つける努力を出来るか

それが大切なところです。

 

だから、

続けていた事や

当たり前だと思っていた事

それを辞めるのは

本当に勇気の要る事だけれど

 

それによって

スタート地点に立てただけなんだと

思って、気負わずに、

 

それによって

スタート地点に立てたんだと

自分を褒め称えて

 

次へ進む準備をしていけば

私はそれは素晴らしい事だと

思います。

 

不登校のお正月

読んでくださってる方々、

本当にありがとうございます!

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

お正月、年末年始

お盆なんかもそうですが

親戚が集まる事が多いかと。

 

そんな時に不登校だと

最近どうなの?の

一言が、恐怖です。

 

同世代の"フツウ"の親戚も

その場に居ようもんなら

地獄です。

 

元気だよと言うしかないけど

元気な訳ないし

今は冬休みで元気だとしても

元気だった訳ないし。

 

学校楽しい?なんて絶対

聞かないでほしいし

もうすぐ高校だよねどうするの?

なんて、

ほんと聞かないでほしいし

 

かといって

学校行ってないんでしょ大丈夫?

なんて今更言われても嬉しくないし

よほど心を開いてる親戚じゃ

ない限り相談するわけもない

 

私は、母に相談した事がありました。

祖母に会いに行くのはいいけれど

叔母達にいろいろ言われるのが怖い

だけど何も知らないとそれはそれで

こちらの気も知らず恐ろしい質問を

投げかけられかねない

 

だから、できれば、

今学校へ行けてないこと

だけど元気な事

だからそっとしといてほしいこと

 

それを前もって伝えといてほしい。

そう相談した事がありました。

 

結果、母はそうしてくれたし

私は少し自分を守れたと思う。

 

大人は世話焼きではなく、

ほんとうに本人がどうしてほしいかを

考えて、動いてあげればいい

 

わからなければ、聞いて下さい

周りの経験者に聞くもよし。

 

不登校っ子は

とにかく嫌だなとおもうこと

おもう時、おもう場所、

 

自分をどうすれば守れるか

少し頭を使ってみて

 

出来そうなら

誰かに助けを求めるといい

 

難しそうなら

自分で出来る範囲で

やってみるといい

 

 

大きな理由で始まる不登校

小さな理由がつもりにつもって

始まる不登校

 

それから、

大きな理由がどんとあっての

不登校

 

この2つにだいたいは

別れるはずです

 

後者の場合、

挫折やいじめや病気、

いろいろあれど

原因がはっきりしている

という事が共通点で

 

中でもいじめだとか、

学校生活に問題が

生じたパターン

 

そんなのはもう、

堂々と不登校していいと

思います

 

だってあなたがまだ

知らないだけで、

世界はもっともっと

広くて華やかなものだし

 

あなたがもしも

不登校児を抱える大人で

学校へ戻ってほしいと、

それが本人の成長に

つながると

心から思っているのなら

 

それは大きな間違いで

というより、

申し訳ないけれど

残念な人生で、

やっぱりあなたが

思っているほど学校生活と

いうものに力はない

 

だから

躊躇なく逃げさせて

逃げて捨てた場所以上のものを

もたらしてくれる新しい場所を

一緒に探してあげてほしい

 

学校や、その、逃げた場所

それが無くなっても

たくましく楽しく

生きていける力を身につける事

新しくはばたける場所を

探して見つけて創り出す力を

身につける事

 

それがなにより

人生を生き抜く力になります

 

不登校の前の優等生

私の場合の、話です

 

自分で言うのもなんですが

優等生でした

 

だからこそパンクした

そして二度と

学校へ行く事は無かった

 

テストでは学年で5本の指には

いつも入る点数をとる

 

部活動では厳しい運動部の

時期キャプテン候補

 

委員会活動にも精力的に参加

先生からの評判もよく

 

合唱コンクールでは伴奏をして

進学塾の宿題もしっかりこなし

 

真面目だけど明るい性格で

友達にも一目置かれている

 

今思えば

12歳やそこらの胸に

これだけの事を詰め込んで

 

さらに気が使える子だねと

よく褒められる私、

裏を返せば人の顔色と

空気を読むことばかりに

気を使っていつもいつも

糸が張った状態の心

 

パンクしたのも無理はない

 

だけど、

子供は自分が無理をしている

事に自分では気づけないんです

 

周りの大人が

気づいてあげないと

リラックスさせてあげないと

本来の状態にしてあげないと

 

とはいっても、

優等生は急に優等生に

なるわけではない

昔から優等生の子がほとんど

 

だから、少しずつ無理をしていて

そんな、少しずつの変化には

なかなかまわりも気づけない

 

無理をしないこと

嫌な事は辞めること

それは勇気がいる

だけど必要です

 

無理をさせないこと

嫌な事は辞めさせること

それも勇気がいる

見極めも難しい

 

それでも探り探りでも

向き合うべきことです

 

早くしてあげないと

パンクしてしまいます

今ならまだ、

間に合う子が

いるかもしれないから

 

最後に、

パンクしてしまった後でも

自分を、子供を

許してあげることが出来たら

 

ほんの1ミリかもしれないけれど

心は少し、救われるはずです

 

 

クリスマス -不登校を強みに

クリスマス、バレンタイン、

少し大人の仲間入りをする中高生達。

彼氏彼女との予定があるとか、

そんなこと、不登校の私には

縁のない事過ぎて聞きたくなかった。

 

羨ましいとかいう気持ちですらない

ただただ苦しい。

 

生きる事に必死で

恋なんてする隙も余裕もないのに

恋がうまくいってるなんて、

どんな気持ちなんだろう

遠い世界の話過ぎて

想像もできない

 

そんな、中学生だった

 

最近なんて、小学生の子達も

お付き合いしてるでしょ。

自分よりも年下の子が、とかなると

さらに苦しい

 

クリスマスなのに恋人いない!

なんて、そんな悩みは

素晴らしく普通の、幸せな

人生だからこその悩みだと

気付いてくれると嬉しいです。

 

不登校に悩んでいるとき、

居場所を感じられないとき、

心が落ち込んでいる時は、

世が煌びやかなほど

苦しくなってしまう

 

そう頭で理解したら少しだけ、

仕方ないな、この時期だし。って、

心も落ち着いてくれるかもしれない

 

周りの人達は、

この時期はとくにデリケートな

時期になっても仕方ないなと、

暖かく接してあげてほしいです。

不登校になる子

不登校になる子たち、

きっかけは様々なはず。

 

私は当時、優等生でした。

まさか私が学校に来なくなるとは

親も教師も友人も思っておらず。

 

いじめられていたり

家庭環境に問題を抱えていたり

学校生活に馴染めなかったり

 

わかりやすいきっかけや

原因がある子と、

そうでない子とがあります。

 

私は完全に後者だった。

突然糸が切れたかのように

なにもかもが止まってしまう

 

なにかを訴えたかったのだけど

それがなにかも

どうすればいいかもわからない

 

なんなら

なにかを訴えたかった事に

気付いてすらいなかった

 

心と頭が

もうキャパオーバーだよと

必死に私に伝えてきて

 

わけがわからないけど

全てを止めてしまった

 

そんな始まり。

 

うちの子は大丈夫、なんて事すら

思ってもないお父さんお母さん

もしかしたらあなたの子供はもう

限界かもしれないです。

 

そう思っていたけれど

そうじゃなかった、

そう気づいた

親御さん、

まずは気づかなかった自分と

普通に登校するという事が

出来なくなった我が子を

 

受け入れてください。

 

 

 

はじめまして

はじめまして、kikiと申します。

不登校で悩んでいる子たち、人たち、

不登校の子どもに悩んでいる親たち

先生たち、大人たち。

 

道しるべにはなれなくても

誰かのほっと息つく場所に

なれればと、思います。

 

私自身、不登校を長い間していました。

10年経った今、日々は豊かです。

 

少しずつ、書き綴ってまいります。